こんにちは、Emi(@emi_s_table)です(^^)
突然ですが、映画「めがね」観たことありますか?
2007年公開の荻上直子監督・脚本の映画で舞台となっているのが与論島なんです。
初めて観た時『何が自由か、知っている。』のキャッチコピーが当時の私にささりました(;’∀’)
❝映画「めがね」より引用❞
荻上監督の前作の「かもめ食堂」が好きで「めがめ」も観られた方も多いのではないでしょうか。
私はこの映画の中の食事のシーンが大好きなんです。
特にこの中庭にある外キッチンに憧れて憧れて…。
世界観が好きすぎてそのシーンが撮られた場所「ヨロン島ビレッジ」に実際に行っちゃいました!
しかもスタッフとして半年ほど働かせていただいたんです((´∀`))
その頃の私は奄美大島のリゾートホテル内レストランの厨房で働いていたのですが、「ヨロン島ビレッジ」さんの料理が美味しいとの噂を聞き…
以前に一度行ったことがあり雰囲気は知っていたので、
勉強させていただけないでしょうかと連絡をとり、車に荷物を詰めこんでカーフェリーで奄美大島から与論島へ渡ったのでした。
奄美大島から与論島までのフェリーの移動時間は約8時間です。
早く行きたいし上空から綺麗な島を見たい!という方は、那覇か鹿児島から飛行機で行くのがおすすめです。
映画中の宿「ハマダ」は実際のヨロン島ビレッジのペンション棟の部屋が使われていたり、
こちらのキッチンはペンション棟とホテル棟の間にある中庭に映画用に建てられたセットで現在も「通称:ハマダ」として残されていて、宿泊者じゃなくても自由に見学することが出来ます。
休憩中はよくここでウクレレや三線を弾いたりしていて憩いの場所でした。
それから宿の主人が飼っていた犬の孫も看板犬としていてくれています(^^♪
孫でメスだから名前は「マーゴ」
いつもこんな感じでゆるゆるとしていますが、散歩に連れていくと喜びます。
宿に泊まられる方もやはり「めがね」のファンが多く、オーナーさんに言ったら台本なども見せてくれますよ♩
「めがね」だけではなく「ヨロン島ビレッジ」のファンが多いのも訪れたらきっと納得です。
広々とした敷地内に綺麗に手入れされている草花がたくさんあり、お料理も美味しく、歩いていけるプライベートビーチあり、オーナーやスタッフとの交流も楽しい。
夕食後に時たま開催される与論献奉は与論流お・も・て・な・し
HOW TO 与論献奉
簡単に説明すると、焼酎をまわし飲みすることで、客人を心から歓迎する儀式の事。
客人だけではなく島民同士の間でも頻繁に行われる儀式です。
島の中だけでなく、島外でも与論島出身者(シマンチュ)が集まるとすぐこの儀式が行われます。
つまりは呑みの席では大抵誰かがやりはじめるという事(;^ω^)
お酒を回す時は、正式には平たい盃を使い親が口上を述べてから飲みます。それが全員へと延々と繰り返されるので居酒屋などで本気の献奉に誘われたりしたら要注意です( ;∀;)
宿では皆さんのご挨拶が一周して終わります♩その後は飲みたい方たちで自由集合です。
こうやって楽しい時間を一緒に過ごすとまたあの人がいるあそこに帰りたい。
きっとそう思うんでしょうね。
景色も大事だけど、出会う人も大事だと旅は教えてくれました。
変わらずにそこにあるもの。に人は落ち着くのだと思います。
料理も同じで、あの味をまた食べたい。からリピートしますよね。
ゲストが来る時は「おかえりなさい」
帰る時は「いってらっしゃい」
何度でも行きたくなる不思議な魅力が与論島にはあります。
私はここで自然に癒されて、心から尊敬できる人生の先輩に出会うことができました。
海がすっばらしく美しく、いたるところにビーチがあるので是非自分のお気に入りのビーチを見つけて黄昏てみて下さい。
与論島は周囲約24kmの小さな島なので、初めて行かれる方は自転車を借りてのんびり島一周するのが良いと思います。電動自転車もありますよ!(^^)!
誰もいないビーチは
きっと時間を忘れてゆったりとした時を過ごせるはずです。
今回は宿について書きましたが、与論島のカフェはレベルが高くカフェ巡りもオススメなので次回はそちらを書きたいと思います。